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少年シニア 55歳から味わう国語

50半ばから人生を味わうために国語力アップを目指す記録・顛末

「もらう」と「くれる」の違いについて

国語力アップ

外国人に日本語を教えたいという目標があり、今一度日本語を勉強しています。

その中で、「もらう」と「くれる」という授受動詞の違いについて整理します。

 

・私は山田さんに親切にしてもらいました。

・山田さんは私に親切にしてくれました。

 

まず「くれる」の場合、原則、受ける対象は「私」になります。厳密にいうと

自分の身内も受ける対象にできます(山田さんは母に親切にしてくれました等)

「もらう」の場合は、受ける相手が私や私の身内でなくても成立します。

 

・あなたは山田さんに親切にしてもらいました。(〇)

・山田さんはあなたに親切にしてくれました。(✖)

  

あと微妙ではありますが、「くれる」の方が、感謝する気持ちが強く感じられます。「もらう」が、受け手が依頼・嘆願して与え手が動く時に使用されることがが多いのに対して、「くれる」は、受け手が依頼・嘆願していないのに、与え手が気をきかせて動くときに使用されることが多いからと思われます。

 

・私は、山田さんに(お願いして)薬を買ってきてもらった。

・山田さんは (私に親切にも)薬をかってきてくれた。

 

ただ面白いのは.自分が相手にものを渡すときに「くれてやる」などという言い方で使う場合は、一転して喧嘩腰に相手を見下したときに使います。

なかなか一筋縄でいかないのが、「くれる」という言葉です。