少年シニア 55歳から味わう国語

50半ばから人生を味わうために国語力アップを目指す記録・顛末

創作句  余生

 

    余生なぞ ないと知りたり 白秋期

 

                                       ♡   ♡   ♡   ♡   ♡

  人生を四季の色に重ねあわせ 青春・朱夏・白秋・玄冬と呼ぶ考え方があります。非常に言い得て妙な表現と思うのですが、正直「白秋」だけはあまりぴんときませんでした。実りの秋とも言いますし、実際の秋の自然は色づくことで美を増すので白い秋と言われてもという感じでした。しかし、自分も55歳になり白秋期に突入すると、違和感はなくむしろその通り人生の秋は白いのだ、いや白くあるべきだと思うようになりました。社会の中で様々な色がこびりついたものを洗浄し白くして最後を迎えるのが、まさに白秋期ではないかと今はそう思っています。

                   ♤   ♤   ♤   ♤   ♤

 まだ余生云々いう歳ではないのですが、余生というのは既に目標を達成したと感じた人がいう言葉であり、凡人でまだ途上にいる私が使える言葉ではないと思っています。いまの気持ちを問われれば、もう一度少年のような白い心に戻って、死ぬまで奇をてらわず素直に自然から学んでいきたい、「なにをしたか」ではなく「どう生きるか」という構え方を確立することが、今の自分には必要だと思っています。