少年シニア 55歳から味わう国語

50半ばから人生を味わうために国語力アップを目指す記録・顛末

創作句  ブータンの思い出

  

     ブータンに 抱かれし旅や 春うらら

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 一昨年の春に ブータンを一週間ほど旅しました。ツアーでしたが50歳台は私一人で、残り九人は60歳台・70歳台という高齢者ツアーでした。でも皆さん私よりずっと旅慣れておられ、それもマダガスカルだ、マチュピチュだ、ウズベキスタンだとかなり濃い旅行を体験されている方々ばかりで、私は小さくなって参加しておりました。ブータンは、その前年ワンチュク国王が訪日、世界で一番幸福度の高い国ということでも注目されており、実際の人々の暮らしを生でみたい、感じたいと思ったのがツアー参加の動機でした。

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 で実際はどうだったか。正直一週間程度で人々の内面まではわかるはずもありません。感想としては、この国は高齢者も多いけど子どもも多く、家族のつながりが強く感じられるということ、そして信心深い人たちが多いということ 首都のティンプーは建設ラッシュで活気が感じられたこと等でした。個人的には宿泊した自称元レスラーというオーナーのおやじさんのごつい二の腕と、小さな動物園のお土産屋にいた少女の澄んだ瞳が今も忘れられません。

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 ブータンを一言でいえば、素朴ということに尽きます。私はブータンに母なる慈愛を感じ、その胸に抱かれているような錯覚することがしばしばありありました。ただ携帯は結構普及していましたし、ネット環境も整ってきているようなので、西欧社会の情報がどんどん流入し、若者を中心にブータンの素朴な生活が次第に変わっていくことは避けられないでしょう。今後のブータンがどうなっていくのかが気になります。