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少年シニア 55歳から味わう国語

50半ばから人生を味わうために国語力アップを目指す記録・顛末

少年文庫№2海底二万里(ヴエルヌ)

【著者】ジュール・ヴェルヌ 訳者 私市保彦 2005年8月刊 岩波書店 SFを読んでいつも驚かされるのは、SF作家の凄まじいほどの好奇心と知識です。例えば国内だと、「日本沈没」や「復活の日」で有名な小松左京やショートショートの星新一。海外ではAアシ…

名作鑑賞 「人生をいかに生きるか」 林語堂

【使用教材】人生をいかに生きるか 著者 林語堂 訳者 阪本勝 1979年11月刊講談社 本書が最初に日本で発刊されたときは「生活の発見」というタイトルだったそうです。個人的にはそちらの方が好きですね。林語堂(リン・ユータン)は、1895年中国生まれの自由…

名作鑑賞  郷愁の詩人 与謝蕪村                            (萩原朔太郎)

著者 萩原朔太郎 1988年11月刊 岩波書店 ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ 著者 萩原朔太郎は、大正・昭和にかけて人間の孤独と憂鬱を、ときに激しくときに柔らかな文章で表現した詩人です。朔太郎は俳句嫌いだったようですが、唯一蕪村の俳句だけは愛読したといいます。浪漫的な青…

名作鑑賞 ヘッセ詩集(高橋健二訳)

著者ヘッセ 訳者 高橋健二 1950年12月刊 新潮社 ☁ ☁ ☁ ☁ ☁ 貪るようにヘッセを詠んだ時期がありました。30歳半ば、人生の方向性が見えず、焦燥感にかられていた時期です。そんなときに「郷愁」を読みました。すーと心が解放され何ともいえぬ安堵感が私の身体…

名作鑑賞 老年について(キケロ)

著者 キケロ 訳者 中務哲郎 2007年10月刊 岩波書店 ♡ ♡ ♡ ♡ ♡ 古代ギリシャの時代から、老年をどう生きるかは哲学的にも大きな問題でした。また老年に対するスタンスも楽観派・悲観派にわかれていたようです。悲観派の筆頭格はソクラテス。 もし私がこれ以上…

名作鑑賞 北原白秋童謡詩歌集        赤い鳥小鳥

著者 北原白秋 編者 北川幸比古/一乗清明 1997年6月刊 岩崎書店 ♡ ♡ ♡ ♡ ♡ 前回 白秋期について触れましたが、この白秋という言葉をペンネームにしたのが北原白秋です。白秋と言えば、やはり童謡詩歌ということになりますね。「この道」「ペチカ」「赤い鳥…

名作鑑賞 あひたきひと(室生犀星)

あひたいひとはないか あひたいひとはない ほめたいひとはないか ほめたいことだらけだ にくみたいひとはないか そんなひとは一人もない かねはほしくないか 家族を生かすだけいる ほしいものがあるか もうない 死ぬことはいやだらう あるときはいやだがある…

名作鑑賞 森の生活

【著者】ヘンリー・D:ソロー【訳者】佐渡谷重信 1991年3月刊 講談社 前回取り上げたクルーソは孤島に漂流し図らずも孤独の身に陥ったわけですが、博物詩人のソローは自らの意志で人里離れた森に小屋を建て孤独な境遇に身をおきました。本書は、19世紀半ば…

少年文庫№1 ロビンソン漂流記   (デフォー)

【著者】ダニエル・デフォー【訳者】吉田健一 1951年6月4日刊 新潮社 この話のキーワードは「孤独対応力」「生きる力」「突破力」というところでしょうか。ムム これ全てシニア世代の課題ではないですかね。こどもの頃読んだときは、ただ単に「無人島を舞…