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少年シニア 55歳から味わう国語

50半ばから人生を味わうために国語力アップを目指す記録・顛末

創作詩  一個の人間

一個の人間 打てば響くこともあれば そうでないこともある それが人間だ。 もし、響かないことを咎めるとしたら それは、まったく人間的ではない いつも打てば響く者は、時勢の流れによって 戦争を支持もすれば 組織のために間違ったこともするだろう そんな…

創作句 特別のビール

こんな日も あり特別の ビール飲む 人生には特別の日がある 息子の通信制高校の卒業式 酸いも甘いも知った校長さんの祝辞 嬉しかったこと つらかったこと すべて隠し立てすることなく涙ながらに語った卒業生代表の答辞 そして息子が一礼して卒業証書を受け取…

創作詩  少年

少年は 今しか見ない 成年は 将来への不安に苛まれる 壮年は 今と将来を疑う 老人は 過去にしがみつく もし幸福でありたければ もうどうにもならぬ過去や どうなるかわからぬ未来など いっさい閉めだして 少年のように 颯爽と今を生きたまえ

創作詩  かぞく

部屋の整理をしていたら、30歳半ばで書いた詩のノートが出てきました。家族に関する詩が結構多くて少し驚きましたが、なるほど20年前は、こんな風に感じて毎日を過ごしていたんだなと妙に改まった気持ちになりました。 題 かぞく おまえたちに出会えたこと …

創作句  いのち

この数年、ずっと「いのちとは何か」について考えてきました。 いのちほど自明なものはなく、いのちほど不思議なものはなく、いのちほどあっけないものはなく いのちほど執念深いものはない。 いのちの実態をだれが完全に理解しているか。科学者か哲学者か …

創作詩  ことば

ことばって素敵だね ひとつのことばで 救われることがあるよね 逆に黙っていてくれたことで 救われたこともあるよね ことばって怖いね ひとつのことばで 友達を失うこともあるよね そんなつもりで 言ったわけではないのだけれど ことばって不思議だね いいこ…

創作詩  日曜の朝

日曜の朝はいい お日様が出ていればもっといい 外からこどもの声が聞こえてくればなおいい 窓を開けて深呼吸する瞬間がいい 空に綿雲がぽっかり浮かんでいればもっといい そこに鳥が二羽飛んでくればなおいい 日曜の朝のコーヒーはいい 誕生日にもらったカッ…

創作句  余生

余生なぞ ないと知りたり 白秋期 ♡ ♡ ♡ ♡ ♡ 人生を四季の色に重ねあわせ 青春・朱夏・白秋・玄冬と呼ぶ考え方があります。非常に言い得て妙な表現と思うのですが、正直「白秋」だけはあまりぴんときませんでした。実りの秋とも言いますし、実際の秋の自然は…

創作句  ブータンの思い出

ブータンに 抱かれし旅や 春うらら ♡ ♡ ♡ ♡ ♡ 一昨年の春に ブータンを一週間ほど旅しました。ツアーでしたが50歳台は私一人で、残り九人は60歳台・70歳台という高齢者ツアーでした。でも皆さん私よりずっと旅慣れておられ、それもマダガスカルだ、マチュピ…

創作詩 そいつ

そいつは いつかやってくる 実が熟した無花果のように もしくは 突然の嵐のように そいつは きっとやってくる そいつがやってきたら 拒むことはできないし 拒んでもいけない そいつがやってきたら そいつに従って歩め そいつは 今まで通ったことのない道を指…